お客様から頂いたタロットQ&A その4

お客様から頂いたタロットQ&A第4弾です。

 
Q1:悪いカードが「対策」の位置に出た時の解釈がわからない。

A1:「対策」や「アドバイス」にネガティブな意味のカードが出た際は、「こうならないように気をつけましょう」の意味になります。
逆にポジティブな意味が出た場合は、「こういう努力をするとより良くなるでしょう」の意味となります。

 

 

Q2:ヨシノ先生は「カードのイメージで解釈する」と講座の時に言ってましたが、カードによって見た目が異なっています。どうしたらいいですか?

A2:前提として、ここでいうイメージというのは見た目だけではありません。
カードもネーミング自体もまたイメージです。
例えば、恋人ならラブラブなイメージとか、皇帝なら堂々としてるとか。
ただ確かにカードによって絵のイメージが違いますよね。
それはなぜ起こるかというと、タロットが長い歴史を持っており、流派やそれぞれのイラストレーターさんの解釈が加わっているからです。
これは長い歴史を持つ茶道や華道などと似ている部分であるといえるでしょう。
だからどれが正解というわけではありません。
私の講座で教えてるのも1つの解釈の仕方で世界には色々なタロットの解釈の仕方があります。
その中でご自身に合ったものをチョイスすると良いかと思います。
ただ初心者の方で迷う方は一番スタンダードに使われているウェイト版から勉強すると他に応用しやすいかと思います。
当講座でもそちらを基準として教えています。

 

 

Q3:リーディングに深みを出すコツは?

A3:脱初心者をしてきたなと思うとでてくる疑問かもしれません。
私自身もこの問題は考える時期がありました。

まずおすすめなのが、A2とも関連しますが、
今まで自分がやっていた解釈とは、ちがう解釈に触れてみること。
今までとは違う本を読んでみるのもいいですし、最近はHPやブログで自分のリーディングを公開している方もいらっしゃいますので、それを読んでみて、自分以外はこういうふうにタロットを解釈しているんだ〜!という発見をしてみること。とても勉強になると思います。
その中で自分にしっくりくるものを取り入れてみたり、新しい解釈で占ってみても良いでしょう。

また歴史的背景や他の占いを取り入れるのも手です。

タロットの歴史的背景を勉強しますと、カード1枚1枚の解釈に深みが増してきますので、結果的にリーディングにも解釈の深みが増します。

また他の占いと組み合わせて、全体の占い自体の深みを出すのもいいでしょう。
おすすめは「命術」
めいじゅつと読みます。

タロットは「卜術」というグループで、その場でカード出し、占う占術です。
「ぼくとじゅつ」と読みます。
(・・・ただし例外的な使い方もあります。)

現在のことをはっきり占うのに強いと言われています。
ただ長い先のことは占えないというデメリットもあります。

そこでぼんやりだけど長期的な視野で占える「命術」と組み合わせることで、
短期、長期両方をカバーすることができます。

結果的に占い結果を正確にお伝えすることの底上げとなります。

ちなみに命術は、四柱推命、九星気学、紫微斗数、算命学、西洋占星術、宿曜占星術、インド占星術など、生年月日や生まれ時間から出す一生変わらないものです。

 

 

Q4:同じ内容を占う場合、どのくらい期間をあければ良いか?

A4:基本的には私の方では、期間に関わらず
「事が動いてから」をお願いしています。
ただし、これは実際に動いていなくてもOKです。
気持ちの変化でもOKです。

例えば、「前回占ってもらった時は好きだったけど、今は好きでなくなった。」とか、
「前回は諦めようかと思ったけど、やっぱり諦めないようにしようと思って努力したくなった。」とかは、短期間の間でもOKです。

逆に気持ちも状況も変わらない時は占わない方が良いでしょう。
もちろん例外として、恋愛など相手の気持ち・状況がこの間に変わる事もありますが、
占いとしては同じようなアドバイスになりやすいと思います。

ただ1週間とかの短い期間ですと、
特に自分で占う場合ですが、本当は変わってないのに変わっているという思い込みをすることもありえます(失恋してないのにしたと思いこんだり、嫌われてないのに嫌われたと思いこんだり、など)ので、事が動いたと確信できるくらいの期間、やはり1ヶ月くらい空けた方が、先入観も入りづらく正確には出ると思います。