タロットの誤読は損気?

主にタロットをやった事ある方向けですが、
日常生活でも応用出来る話かなと思います♪

タロットやその他占いを受けて、
「当たらない」ということがあります。

癒しをモットーにしてやっている私でも、
タロット占いでは当然の事ながら、
「当たってる!」というお客様の感想は嬉しいものです。

しかしながら、
では、じゃあ、この「当たる」と「当たらない」の間には何があるか。

確かに単純に出した回答がそもそも正確な答えではないと言うのもありますが、
それ以上に、多い間違いは「読み間違い」だと思います。

特に命術(四柱推命、西洋占星術などの生まれつき決まったもの)ではそうですが、
どんな占い師が占っても、基とするものは同じです。

けれども、そういう命術を専門とする占い師さんはたくさんいる。

何故?

それはやはり個人に添った「読み」が必要だからです。

それはタロットも一緒です。

例えば、【逆位置の世界】

これって使ったスプレット(カードの並べ方)やカード出る場所によって
すごく解釈の変わるカードの1つです。

「未完成」という意味で、

1、まだ1つ足りない

2、まだ終わっていない

の両方でとれます。

具体的な例で言いますと、

1、彼氏がいるが最近うまくいってない
・・・まだ二人の関係の中で1つ足りないところがある。

2、お仕事を、この先続けようか迷っている
・・・・まだ終わってない(今が貴方の絶頂ではないのでこの先もやってみては?)

あくまでもほんの氷山の一角の例なのですが、
イメージはつかめてもらえたかなと思います。

また占的によっては、1と2を組み合わせてアドバイスする事もあります。

この「読み」をどれだけ正確に、バランス良く、冷静に出来るか、
それが占い師の技量だと私は思います。

ちなみに、占いをやる方の中で、

「自分は占えない。」または「自分を占ってはダメ」という方がいらっしゃいますが、
それはこの「読み」に由来していると思っています。

きっとお客様のことを当てている占い師さんならば、

カードの位置は正確に出ているとはずです。

しかしながら、

自分の心情・経験などの知り過ぎているフィルターがかかる事で
外す現象が起こるのでしょう。

「占ってはダメ」というのも、

自分は自分で冷静には見られないという考えから来るものだと思います。

一理あるし、その通りだと思います。

ただ、私は私自身を占いたいですので、
前にも書きましたが、自分を占うときは、他人を占うようにしています。

お客様を占うような感じで。

そうすると当たりやすくなります。

タロットの事、書いてきましたが、

日常生活にこの考え方は応用出来て、

1つの現象が起きた時に、
「読み違い」は時に自分にとって損を生みます。

必要以上にネガティブに考えて、
自分にいらない傷つけてしまったり、

必要以上にポジティブに考えて、
あとから失敗してしまったり。

いつも冷静である必要はないけれど、
タロットの並びを俯瞰するように自分を自分じゃないもののように見る。

そういうのがあってもいいかもしれません。

私にとってもなかなか難しいので、
気がついたときは、私はアロマを使って、頭をリセットしています。

誤読は損気?

占いも、日々の生活も、読み違えぬようにいたいものですね☆
2014.5.12 ブログより