いつもレッスンのたびにアンケートを取ってるのですが
その中に「タロットに関するご質問があれば、教えて下さい」という設問を設けています。
今日はいただいたご質問の中から
こちらを読まれている皆さんに役に立つような2つご紹介します。
Q1、自分を占うのと人を占うのとどちらが難しいですか?
A1、これは以前もブログで扱った題材ですが、自分を占う方が難しいです。
自分を占うと先入観が入りやすいからです。自分を占ってはいけないという占い師さんもいます。
しかしながら、逆に言えば、自分を先入観なしにちゃんと占えるようになれば、上達したとも言えます。
自分を第3者のように占うのがコツです。
また他の人でも、身近な人を占うのは同様の理由で難しいです。
もし機会があるのならば、全くの他人を占うのがいいですね。
あとこれは以前、男性のお客様に聞いた話ですが、
その方は飲み屋に行くたびに、そこの店員のお姉ちゃんに占ってあげて上達したそうです(笑)
確かに先入観のない他人ですので、うってつけの相手です^^
そうでなくても特に女性はタロットに興味がある方が多いので、
持ち歩いてさりげなく話を出して、興味を持ったら占ってあげるのもいいかもしれませんね♪
Q2、人の喋り方をみる、いい方法があったら教えてください。
「人の喋り方をみる」というのは講座の中で私が話したことです。
タロットは占的が具体的であればあるほど、的中率が増すと言われています。
しかしながら、お客様自身が何を占いたいのか、わかっていないことがあります。
例えば「恋愛運を占ってください」
これだけでも占えないことはないのですが、
このまま占うと回答も漠然とします。
そこで掘り下げる必要があります。
「今はお付き合いされている方がいらっしゃるのですか?」
「お付き合いされている方とは長いのですか?」
「お二人はご結婚を考えているのですか?」
例えばこんな感じで質問しただけでも、
多くの情報が得られます。
そして、この質問に答えているお客様の喋りをみます。
恋人との関係が不安なのかな?
結婚したくて占いに来たのかな?
本当は別れたいのかな?
それがわかると占的も決まってきます(お客様自身が話の中でわかるときもあります)
ので、それをこちらで言葉にします。
それを占ってくという手順です。
占い師さんによっては「黙って座ればピタッと当たる」という方もいらっしゃいますが、初心者の皆さんにとっては難しいことです。
それよりも事前のヒアリングを大切にすることで、
お客様が安心感を得ることから、すでに占いの醍醐味があるのかもしれません。
授業中にも話しましたが、
お客様を幸せな方向に導くための占いです。
事実を述べたり、時に厳しいことを言う必要はありますが、
お客様を怖がらせるようなことをしてはいけません。
こうなってしまいそうだけど、
こういう風に回避していきましょうねとアドバイスまでできて、
1人前の占い師になれるでしょう^^
2015年3月10日ブログより抜粋